底地の問題点5:管理が大変

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底地の問題点5:管理が大変

土地の賃貸借契約は、一度結ぶと長い期間に及ぶので、当然、地主と借地人の間には様々な問題が発生します。
地主は借地人に対して、定期的な地代改定の交渉、更新時期には更新料の交渉、場合によっては立ち退きの交渉などの管理をしていかなければなりません。特に地代の交渉を怠ると、経済情勢にそぐわない安い地代になってしまいます。多くの底地を抱える地主はその分、管理の手間が増え、労力も大きくなります。 

また、最近は借地人の権利意識が強いので、地主は強くものを言えず、交渉がトラブルに発展しやすい傾向にあります。
底地の管理をわずらわしいと感じている地主さんは、底地の管理を専門にしている業者に管理の依頼をしているケースが増えつつあります。

地代改定の交渉の例

借地借家法では、以下のような時、地代を値上げすることができると定義しています。

  1. 土地の租税公課(固定資産税などの土地にかかる税金)の上昇
  2. 土地価格の上昇その他の経済事情の変動
  3. 近隣の相場と比べて地代が低い時

地代の金額設定は、当事者間の合意が前提になるため、きちんと値上げの理由、事情を説明したとしても、合意いただけない場合は、調停で話し合うことになります。
調停でも交渉が不成立の場合、地代値上げ請求訴訟を裁判所に申し立て、裁判所が選んだ不動産鑑定士が適正な地代を算定し、判決がくだることになります。

詳しくは、底地の悩み解決方法:借地人に地代UPを交渉する をご覧下さい。

底地の悩み問題 解決方法

A:借地の明渡しを要求する

地代を滞納されている。勝手に建て替えされてしまった地主さんにおすすめです。

B:借地人に地代の値上げを交渉する

相場より地代が安くて悩んでいる。土地を手放したくない。地代収入を増やしたいとお考えの地主さんにおすすめです。

C:借地人から借地権を買い取る

借地人が転居を考えている。借地人が建て替えを考えている。借地権を買い取る余裕資金がある地主さんにおすすめです。

D:底地と借地権を交換する

貸宅地の敷地面積が比較的大きい。借地人が建て替えを検討している地主さんにおすすめです。

E:借地人に底地を売却する

底地を換金化したい。借地人と交渉ができる関係。将来の相続を視野に入れて底地を手放したいと考えている地主さんにおすすめです。

F:底地と借地権の共同で売却する

借地人が転居を考えている。借地人が建て替えを考えている。借地人と交渉ができる関係の地主さんにおすすめです。

Z:底地を業者に売却する

借地人との交渉が面倒くさい。出来るだけ早く売却したいと考えている。底地を多く所有していて借地人の数が多い地主さんにおすすめです。

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