Z:底地を業者に売却する
底地を底地買取専門の不動産屋などの第三者に売却して換金化する方法です。
- こんな地主さんにおすすめ
- 借地人との交渉が面倒くさい
- できるだけ早く売却したい
- 底地を多く所有していて、借地人の数も多い
借地人に売却ができない場合(交渉に応じてくれない、借地人に資金がない)や、借地人の数が多くて、一人ひとりと交渉するのが難しい場合、相続が発生してしまって早急に現金が必要な場合等は、いわゆる底地買い専門業者に比較的短期間でスムーズに売却できます。
一般的に業者は地主から底地を買い受けたあとに、借地人に利益をのっけて転売します。
業者は儲ける為に、安く買い取って高く売ろうとするので、業者に売却すると底地は安値で買い叩かれてしまいます。
底地は収益性・資産価値ともに低いのですから、業者にとっては仕方のないことかもしれません。
業者に売却したら、いくらになるの？
業者に売却した際の一般的な売買価格は更地価格の10%～15%程度といわれています（詳しくは、底地の評価方法をご覧ください）。
借地人へ売却するときの売却価格の目安が更地価格の40%程度(相続税評価額)ということを考えると、かなり安い値段での売却になります。
急いで売却しなければならない場合や、すぐに現金が必要な場合以外は、正直なところおすすめできません。
- メリット
- 短期間での売却が可能
- 借地人との交渉の手間がかからない
- 借地人の同意・協力が必要ない
- デメリット
- 売却価格が安い(更地価格の10%～15%が相場)
底地を業者への売却をご検討される場合には、当社にご相談ください。